友達や同僚に赤ちゃんが生まれた。
そんなおめでたいニュースを聞くと、何かお祝いしたくなりますよね。
出産祝いに花を贈るのは、新しい命の誕生を華やかに彩る素敵な選択です。
でも、いざ贈ろうと思うと「いつ、どこに届けるのが正解?」「赤ちゃんに害がある花はない?」と不安になるもの。
ぶっちゃけ、出産直後のお母さんは心身ともにボロボロなことも多いです。
お祝いの気持ちが負担にならないよう、スマートな贈り方を知っておきましょう。
産院か自宅か。届け先で迷った時の判断基準
まず一番に悩むのが、どこに届けるかです。
昔は産院にお見舞いとして持参するのも一般的でしたが、今は状況が違います。
結論から言うと、基本的には「退院後の自宅」に届けるのが一番無難。
最近は衛生管理の関係で、生花の持ち込みを禁止している病院がかなり増えています。
感染症対策だけでなく、同室の入院患者さんにアレルギーがある可能性も考慮されているからです。
もし産院に届けたいなら、事前に必ず病院のホームページを確認するか、電話で「生花の持ち込みは可能か」を聞いておきましょう。
ちなみに、産院への配送は、お母さんが退院する日と重なると荷物になってしまい、かえって迷惑になることも。
退院日はバタバタするので、病院に贈るなら入院期間のちょうど真ん中あたりを狙うのがコツです。
喜ばれるタイミングは「産後1週間〜1ヶ月」の間
出産祝いの花を贈る時期は、母子ともに健康で、生活が少し落ち着いた頃がベストです。
具体的には、生後7日目の「お七夜」から、生後1ヶ月の「お宮参り」までの間。
この時期なら、退院して自宅での生活リズムがなんとなく掴めてきた頃です。
産後すぐは、お母さんも赤ちゃんも眠れない日々が続きます。
「おめでとう!」という気持ちが先走って、産後3日目とかに自宅へ送りつけるのは避けたほうがいいです。
受け取りの手間すら、今の彼女たちには重労働。
事前に「お花を贈りたいんだけど、いつなら受け取れそう?」とLINE一本入れるだけで、優しさが伝わります。
もし産後1ヶ月を過ぎてしまったら、無理に「出産祝い」にこだわらず、ハーフバースデーや 1歳の誕生日に花を飾る タイミングまで待つのも一つの手。
遅れてしまった場合は、一言「遅くなったけど」と添えれば全く問題ありません。
予算3,000〜10,000円。無理のない金額で選ぶ
出産祝い 花の相場は、相手との関係性で決まります。
友人や同僚なら3,000〜5,000円、親戚や親友なら5,000〜10,000円くらいが一般的。
あまりに高価すぎると、お返し(出産内祝い)で相手に気を使わせてしまうので注意が必要です。
- 3,000円:ちょっとしたお祝い。小ぶりなアレンジメントで、置き場所を選ばないサイズ。
- 5,000円:一番人気の価格帯。ガーベラやカーネーションがたっぷり入って、見栄えもしっかりします。
- 10,000円:親しい親族や、友人グループで連名にする場合。バラやユリなどを使った、豪華な贈り物になります。
自分がどのくらいのボリューム感で贈れるか迷ったら、 計算ツール を使って予算のシミュレーションをしてみるのもおすすめ。
花の種類やサイズ感をイメージしやすくなります。
赤ちゃんに優しくない「NGな花」の具体例
赤ちゃんがいる家庭に花を贈る場合、避けるべき花がいくつかあります。
これを無視してしまうと、良かれと思って贈った花が「困りもの」になってしまうことも。
まず、香りが強すぎる花はNG。
ユリやストック、フリージアなどは香りが強く、狭い室内だと頭が痛くなってしまう人もいます。
産後の敏感な鼻には、普段以上にキツく感じられるもの。
また、ユリは花粉が落ちやすく、赤ちゃんの服やカーペットを汚してしまうリスクもあります。
次に、トゲのある花。
バラは定番ですが、鋭いトゲが残っていると危ないです。
花屋で「出産祝い用なので、トゲは完璧に処理してください」と伝えるのを忘れずに。
最後に、毒性のある花。
スイセンやスズランなどは、万が一赤ちゃんが口に入れてしまうと大変です。
「口に入れない場所に飾ってね」と伝えるか、最初から避けるのが賢明です。
迷ったら「香り控えめ・花粉なし」の花を指名
NGな花を避けた上で、何を選べばいいか。
おすすめは、清潔感があって明るい気分になれる花たちです。
- ガーベラ:パッと開いた形が元気を与えてくれます。花言葉も「希望」や「前進」で出産にぴったり。
- トルコキキョウ:花びらが柔らかく、上品な印象。香りがほとんどなく、水持ちもいいので忙しいママの味方です。
- カーネーション:母の日のイメージが強いですが、フリルのような花びらが可愛らしく、出産祝いにもよく使われます。
- ブルースター:小さな青い星形の花。「サムシングブルー」にちなんで、男の子のお祝いに人気。
色選びについては、最近は 出産祝いの花の色|男の子・女の子で色を変えるべき? という議論もありますが、基本的にはお母さんの好きな色や、部屋が明るくなる淡いパステルカラーを選ぶのが正解。
真っ赤や濃い紫よりも、優しいピンク、黄色、水色などが好まれます。
花屋さんにそのまま伝える「魔法のオーダー」
いざ花屋に行っても、どう注文すればいいか焦りますよね。
そんな時は、以下のフレーズをそのまま使ってみてください。
これだけで、プロが状況を察していい感じに仕上げてくれます。
出産祝いで、自宅に届けるアレンジメントをお願いします。
予算は5,000円で、赤ちゃんがいるので香りが少なめの花(ガーベラやトルコキキョウなど)をメインにしてください。
手間がかからないように、そのまま飾れるカゴ入りのタイプがいいです。
アレンジメント(カゴ入りの置くタイプ)にするのが最大のポイント。
花束だと、忙しいお母さんが花瓶を探して、茎を切って……という手間が発生します。
アレンジメントなら、届いてすぐにポンと置くだけ。
この「手間のなさ」が、産後の女性には何よりの贈り物になります。
ちなみに、 成人祝いの花|20歳(18歳)の門出に贈る花と予算 を考える時などは華やかさが最優先ですが、出産祝いに限っては「優しさと手軽さ」を最優先にするのが、本当に気の利いたプレゼントです。
最後に:一言のメッセージが何よりの癒やし
出産祝い 花を贈る際、できれば短いメッセージを添えましょう。
「お疲れ様」「無理しないでね」という言葉に、救われるお母さんは本当に多いです。
花はいつか枯れてしまいますが、その時にもらった温かい気持ちは、ずっと心に残ります。
あえて「枯れたら捨てられる」というのも、育児で物が増えがちな家庭には、花のメリットだったりします。
負担にならず、でも心に深く残る。
そんな出産祝いの花を、ぜひ自信を持って贈ってみてください。