「今年も母の日か、どうしようかな」とカレンダーを見てそわそわし始める時期ですね。
赤いカーネーションが定番なのは知っているけれど、毎年同じなのも芸がない。かといって、変な色を選んで「常識がない」と思われるのも怖い。
ぶっちゃけ、母の日の花選びで一番迷うのは「色」です。
色にはそれぞれメッセージが込められているので、何も考えずに選ぶと、こちらの意図とは違う伝わり方をしてしまうことも。
母の日の花の色の意味を知っておくと、花屋の店頭で迷う時間がガッツリ減ります。30代になって、ちょっと気の利いた贈り物をしたい自分のために、色の選び方を整理しました。
王道の「赤」と「ピンク」で迷ったら
母の日といえば赤。これはもう、不動のセンターです。
でも最近は、あえてピンクを選ぶ人もけっこう増えています。この2色の違い、意外と大きいんです。
まず赤。花言葉は「母への愛」。
まさにストレート。赤いカーネーションは、感謝の気持ちを一番ダイレクトに伝えてくれます。ただ、真っ赤すぎると情熱が強すぎて、飾る場所によっては少し浮いてしまうことも。
そこで人気なのがピンクです。
ピンクのカーネーションの意味は「温かい心」や「感謝」。
赤よりも柔らかい印象で、どんな部屋のインテリアにも馴染みやすいのがメリットです。バラやガーベラなど、他の花と組み合わせたときも、いい感じに全体をまとめてくれます。
「THE・母の日」を演出したいなら赤、お母さんの普段の暮らしに寄り添いたいならピンク。
そんな基準で選ぶのが正解。迷ったら、赤とピンクを混ぜてもらうのも手です。それだけで、グラデーションが綺麗な、今っぽいブーケになります。
「黄色」と「白」を贈るときの注意点
黄色や白の花も、春らしくて素敵ですよね。
でも、母の日の花の色の意味を考えると、この2色は少しだけ注意が必要です。
黄色いカーネーションには「友情」や「美」といったポジティブな意味がある一方で、実は「軽蔑」というドキッとするような意味も含まれています。正直なところ、そこまで花言葉に詳しいお母さんは少ないと思いますが、念のため避ける人もいます。
もし黄色を贈るなら、ひまわりや黄色いガーベラなど、明るい印象が強い花をメインにすると「元気が出る色を選んだよ」という意図が伝わりやすくなります。
そして白。
白いカーネーションは、もともと「亡くなった母に捧げる花」という歴史があります。
そのため、健在のお母さんに白いカーネーションだけで作った花束を贈るのは、ぶっちゃけマナー違反。
「白が好きだから」と真っ白な花束にするのは避け、必ずピンクやオレンジなど、他の色と混ぜてアレンジしてもらうようにしましょう。
予算3,000円から始める「失敗しない注文」
色が決まっても、次に悩むのがお値段。
花屋に並んでいる出来合いのブーケは、だいたい3,000円〜5,000円くらいが相場です。
「あんまり高いと逆に気を使わせそう」という場合は、3,000円程度で十分。
1輪のカーネーションに、かすみ草やグリーンを添えてもらうだけでも、立派なプレゼントになります。
逆に、義理のお母さんへ「しっかりお祝いしてます」感を出したいなら、5,000円〜8,000円くらいで、カゴに入ったアレンジメントをお願いするのが安心。
自分の懐事情と相談して、無理のない範囲で選ぶのが一番です。
具体的にいくらくらいでどんな花が買えるのか、イメージがつかないときは 計算ツール を使ってみてください。予算を入力するだけで、花屋での注文がスムーズになります。
花屋でそのまま使えるオーダー術
「何を伝えたらいいかわからない」と、花屋の入り口で足が止まってしまうこと、ありますよね。
そんなときは、色と予算だけ伝えればOK。
店員さんはプロなので、その2点さえ決まっていれば、いい感じに仕上げてくれます。
「母の日用で、ピンク系をメインにしてください。予算は3,000円くらいで、可愛らしい雰囲気でお願いします」
このフレーズをそのまま言えば、大きな失敗はまずありません。
「可愛らしい」を「上品な」や「明るい」に変えるだけで、印象をガラリと操作できます。
もし、自分でお花を選んでみたいなら、こちらの記事も参考になります。
お店で注文するより、少しカジュアルに贈りたい気分のときにぴったりです。
遠方の母へ贈るなら「色の鮮度」も大事
実家が遠くて、直接渡せない場合。
ネット注文や花屋からの発送を利用することになりますが、ここで「色の見え方」が問題になります。
ネットの写真は、わりと照明をガンガンに当てて撮影されています。
届いてみたら「思ったより色がくすんでいた」なんてことも。
特に、淡いピンクやベージュ系の花は、届くまでの輸送中に少し傷んで色が茶色っぽく見えるリスクがあります。
確実に「綺麗!」と思ってもらいたいなら、少し濃いめの赤やオレンジを選ぶのがコツ。
輸送のストレスに強い、しっかりした色の花(カーネーションやアルストロメリアなど)をメインにしてもらうと、届いたときの感動が長持ちします。
配送を頼む場合は、タイミングも重要。
母の日当日は宅配便がパンクするので、数日前から当日の間に届くように手配しましょう。
配送の細かい注意点については、 遠方の母に花を届ける|ネット注文の選び方と届け日の注意点 で詳しくまとめています。
最後は「一言」が色の意味を補完する
母の日の花の色の意味を気にするのは、お母さんを大切に思っている証拠。
でも、最終的に一番喜ばれるのは、どんな色を選んだかよりも、あなたが自分のために花を選んでくれたという事実そのものです。
「母の日だから赤にしなきゃ」と義務感で選ぶより、「お母さんに似合いそうだから、このオレンジにしたよ」と一言添える。
それだけで、花言葉以上の意味が生まれます。
面と向かって言うのが照れくさいなら、カードを1枚添えるのがおすすめ。
「いつもありがとう」の5文字だけでも、あるのとないのとでは大違いです。
母の日のメッセージカード文例集|照れくさい人向け短文テンプレ を見れば、今の自分の気持ちにぴったりの言葉が見つかるはず。
色を選び、予算を決め、メッセージを添える。
このステップを踏めば、自信を持って花屋の暖簾をくぐれるようになります。
今年はお母さんの驚く顔を楽しみに、自分らしい色の花を探してみてください。