母の日におばあちゃんにも花を贈る?

母の日におばあちゃんにも花を贈る?|祖母への予算は母の7-8割、配送トラブルへの備え

監修:丸山 由佳

母の日に祖母へも花を贈るなら予算は母の7-8割が「ちょうどいい」目安。仏花っぽくならない色選び(黄色避ける)、高齢者向け「軽さ」「手間」配慮、配送トラブルへの備え、孫の立場を活かす一言まで実例で解説します。

予算目安: 2,000〜5,000円 計算ツールで税抜金額を確認
この記事の目次
結論: 母の日に祖母へ贈る花は母の7〜8割の予算が目安(母3,000円なら祖母2,500円)。アレンジメント+ピンク系で仏花を避け、配送なら必ず連絡を入れて受取トラブル回避。

母の日が近づくと、自分の母親や義理の母へのプレゼントで頭がいっぱいになります。でも、ふと「おばあちゃんにはどうしよう?」という疑問が浮かぶ。自分の親にとってはいつまでも娘・息子ですが、祖母から見れば自分は孫。母の日に「孫」から花を贈るのは、世間的に見てどうなのか。

ぶっちゃけ、母の日におばあちゃんにも花を贈る?と聞かれたら、自分は「絶対におすすめ」と答えます。

なぜなら、祖母世代にとって孫からの贈り物は、自分の子供(あなたの親)からもらうのとは別次元の嬉しさがあるからです。ただ、お母さんに贈るのとは少し勝手が違うのも事実。予算の相場や、高齢の方ならではの配慮について、実体験を交えて書いてみます。

おばあちゃんを「現役のお母さん」として祝う

「母の日におばあちゃんにも花を贈る?」と迷う理由の一つに、もうお母さんの役割を卒業しているのでは、という感覚があるかもしれません。でも、何歳になってもおばあちゃんは「お母さん」です。自分の親を育て上げた大先輩ですし、孫の成長を誰よりも喜んでくれる存在。

それに、高齢になると「お祝いされる機会」が少しずつ減っていくものです。誕生日以外に、季節の行事で思い出してもらえる。これだけで、おばあちゃんの毎日にパッと明るい光が差します。

もし、自分がお母さんと同居していたり、近くに住んでいたりするなら、ついでに一輪添えるだけでも構いません。別々に暮らしているなら、なおさら。孫から届く花は、近所の友人への最高の自慢話になります。

予算は「お母さんの7〜8割」がちょうどいい

おばあちゃんへの予算、けっこう悩みますよね。自分の母親と同じくらい豪華にするべきか、それとも控えめにすべきか。

結論から言うと、3,000円前後がベスト。お母さんへのプレゼントが5,000円なら、おばあちゃんにはその7〜8割くらいの金額設定にすると、お互いに気を遣わずに済みます。

あまりに高価なものを贈ると「無理しなくていいのに」「貯金しなさい」と、逆に心配をかけてしまうのが祖母世代。2,000円〜3,000円の小ぶりなアレンジメントや、1,500円程度のミニブーケにちょっとしたお菓子を添えるくらいが、受け取る側も「ありがとうね」と素直に喜べるラインです。

もし親と祖母、何人分も贈る予定なら、合計額を 計算ツール でシミュレーションしてみるのが賢い方法。送料や箱代を考えると、意外と予算をオーバーしがちなので。

高齢者への配慮は「軽さ」と「手間」

おばあちゃんに花を贈るなら、絶対に外せないのが「管理のしやすさ」です。

20代や30代の自分たちにとっては、花瓶に花を飾るのはなんてことない作業。でも、おばあちゃん世代にとって、重い花瓶に水を入れたり、毎日水を替えたりするのは、わりと体力がいる仕事です。せっかく贈ったのに「片付けが大変だった」と思わせるのは悲しい。

そこでおすすめなのが、吸水スポンジに花が刺さっている「アレンジメント」です。

  • 花瓶がいらない
  • 届いたらそのまま置くだけ
  • 水を足すだけなので軽い

これだけで、おばあちゃんの負担はグッと減ります。

花の種類も、少しだけこだわってみてください。例えば、バラは豪華で素敵ですが、トゲがあります。指先の感覚が少し鈍くなっている高齢の方にとって、トゲがある花は少し危ない。また、ユリのような香りが強すぎる花も、好みが分かれるところです。

自分なら、カーネーションをベースにしつつ、花びらが柔らかくて扱いやすいトルコキキョウや、ポロポロと花が落ちにくいスターチスなどを混ぜてもらいます。

仏花っぽさを避けるための色選び

「おばあちゃんに花を贈る」と考えたとき、無意識に落ち着いた色を選んでいませんか?

紫や白は上品で素敵ですが、組み合わせを一歩間違えると「仏花(お供えの花)」に見えてしまう危険があります。せっかくの母の日なので、明るく元気が出る色を選びたい。

おすすめは、オレンジやアプリコット、明るいピンクです。

「母の日におばあちゃんにも花を贈る?」と決めたなら、あえてお母さん用よりも明るい色味にしてみるのもアリ。

母の日用で、祖母に贈ります。予算は3,000円くらいで、元気が出る明るいオレンジ系のアレンジメントにしてください。お世話が楽なように、少しコンパクトにまとめてもらえると助かります。

これだけで、花屋さんは「ああ、高齢の方へのギフトだな」と察してくれます。おばあちゃんの家のテーブルに乗るサイズ感で、トゲのない、扱いやすい花を選んでくれるはずです。

色の持つイメージをもっと知りたい場合は、 母の日の花の色の意味|ピンク・赤・黄色・白で印象が変わる を参考にしてみてください。おばあちゃんの性格にぴったりの色が見つかるかもしれません。

ネット注文なら「配送トラブル」への備えを

遠方に住むおばあちゃんにネットで贈る場合は、ちょっとした注意が必要です。

母の日当日は、配送業者が非常に混み合います。時間指定をしていても、大幅に遅れることは珍しくありません。

また、大きな箱が届くのはおばあちゃんにとって少し驚き。

事前に「○日に花が届くからね」と電話かLINEを一本入れておくだけで、受け取りもスムーズになります。

メッセージカードも忘れずに。

孫の名前が入っているだけで、花が枯れた後もそのカードを大切に飾ってくれるおばあちゃんは多いです。

「いつもありがとう。無理せず元気でいてね」

このくらいの短い言葉で十分。

母の日のメッセージカード文例集|照れくさい人向け短文テンプレ を見れば、ちょうどいいフレーズがすぐに見つかります。

迷ったら「孫」という立場をフル活用する

正直なところ、母の日におばあちゃんにも花を贈る?という問いに対する正解は、自分の気持ち次第。でも、迷うということは「贈りたい」という気持ちがどこかにある証拠です。

おばあちゃんからすれば、孫はいつまで経ってもかわいい存在。そんな孫が、自分のことを思い出して花を選んでくれた。その事実だけで、2,000円の花が1万円以上の価値に化けます。

お母さんへのプレゼントを豪華にするために予算を削るくらいなら、少しずつ予算を分けて、二人にお祝いを届ける方が、家庭内の空気もわりと良くなったりします。

もし、あまり予算をかけられないけれど何かしたい、という場合は、スーパーの花を自分なりにアレンジしてみるのも一つの手。

母の日に手作りブーケ|スーパーの花でもサマになる束ね方 を参考に、1,000円分くらいの花を小さなカゴに詰めるだけでも、心のこもった贈り物になります。

結局、おばあちゃんは「思い出されること」が一番嬉しい

最後に、祖母への花選びで迷ったときのチェックポイント。

  • 予算は無理せず2,000〜3,000円
  • 管理が楽な「アレンジメント」にする
  • トゲのない、明るい色の花を選ぶ
  • カードに「孫の名前」を必ず入れる

これだけ押さえておけば、失敗はまずありません。

母の日は、お母さんだけでなく「家族の絆」を再確認する日でもあります。

「母の日におばあちゃんにも花を贈る?」という迷いは、おばあちゃんを大切に思っている優しさ。その優しさを、今年は花という形にして届けてみてはどうでしょう。

花屋の店員さんに「祖母に贈るんです」と言ったときの、店員さんの少し和らいだ表情。それを見るだけでも、花を贈る価値はあると自分は思います。

よくある質問

花屋で予算を伝えるとき、税込と税抜どちらで言えばいい?

「税込○○円以内で」と伝えるのがベストです。税抜で伝えると、レジで想定より高くなることがあります。正確な税抜金額はトップページの計算ツールで確認できます。

花束とアレンジメント、どちらを選べばいい?

花束は茎を束ねたもので花瓶が必要。アレンジメントは器に入っていてそのまま飾れます。相手が花瓶を持っているかわからなければ、アレンジメントが安全です。

この記事の監修者

丸山 由佳

26歳。16歳から実家の花屋を手伝い、現在は2店舗目の運営を任されているフローリスト。NFD(日本フラワーデザイナー協会)2級取得。接客・制作・仕入れ・スタッフ指導までこなし、贈答花の実務経験に基づき本サイトの記事を監修しています。