取引先や昔から通っているお店が、改装して心機一転スタートする。そんな知らせを聞くと、自分のことのように嬉しくなりますよね。
でも、いざお祝いを贈ろうとすると「リニューアルオープンって、新規開店と同じように考えていいの?」と迷うかもしれません。ぶっちゃけ、お祝いの気持ちは同じですが、選ぶべき花やマナーにはちょっとした「差」があります。
せっかく贈るなら、相手に「さすが、わかってるな」と思ってもらいたいもの。ビジネスパーソンとして恥をかかない、スマートなリニューアル祝いのコツをまとめました。
「新規開店」と「リニューアルオープン」の決定的な違い
一番の違いは、そのお店に「すでにお客さんがついているかどうか」です。
新規開店は「これからよろしくお願いします」という挨拶。対して、リニューアルオープンに花を贈る行為は「これまでの感謝と、これからの期待」を伝えるものです。ゼロからのスタートではなく、積み上げてきた歴史への敬意が含まれます。
また、お店側の状況も違います。新規開店のときは、什器も備品も新品でスペースに余裕があることが多いです。でも、リニューアルの場合は「以前より棚を増やした」「客席を広げた」といった理由で、意外と花の置き場所が限られているケースがあります。
何も考えずにドデカいスタンド花を贈ると、かえって邪魔になってしまう。ここが、新規開店とは違う「配慮のしどころ」です。
予算の目安は5,000〜15,000円。関係性で決める
リニューアル祝いの相場は、だいたい5,000円から15,000円くらいを見ておけば安心です。
- 友人のカフェや美容室:5,000〜8,000円
- 長年付き合いのある取引先:10,000〜15,000円
- 特に重要なビジネスパートナー:20,000円〜
「いくら出すのが妥当かな?」と迷ったら、当サイトの 計算ツール を使ってみてください。関係性やシーンを選ぶだけで、今の相場がパッとわかります。
ちなみに、もし相手が会社として独立したタイミングでのリニューアルなら、こちらの記事 起業した知人に花を贈る|法人設立祝いの相場とマナー も参考になるはずです。
花選びのコツは「お店の新しいコンセプト」に合わせること
新規開店なら「赤や黄色でとにかく目立たせる!」というのもアリです。でも、リニューアルオープンに花を贈るなら、お店の「新しい雰囲気」を邪魔しないことが鉄則。
たとえば、シックな内装に変えたバーに、原色の派手なガーベラを贈るのはちょっと微妙。相手の好みをよく知っている間柄なら、そのお店の新しい内装に馴染む花を選びたいところです。
おすすめは、こんなラインナップ。
- 胡蝶蘭(ミディサイズ):定番ですが、リニューアルならあえて小さめの「ミディ」が粋。場所を取らず、高級感も出せます。
- カサブランカ(ユリ):香りが良く、一輪で場が華やぎます。アパレルショップなどに。
- バラ(アンティークカラー):大人っぽい雰囲気の美容室や飲食店にぴったり。
- 観葉植物:リニューアルを機に「長くお店に根付くように」という意味を込めて贈る人も多いです。
ぶっちゃけ、迷ったら花屋さんに「リニューアルしたお店の内装写真」を見せるのが一番確実。プロは壁の色や照明の雰囲気から、最高にマッチする花を選んでくれます。
立て札に書く言葉。ここを間違えると恥ずかしい
一番やってしまいがちなミスが、立て札に「祝 御開店」と書いてしまうこと。
間違いではないのですが、リニューアルなら「祝 御改装」や「祝 リニューアルオープン」と書くのが正解です。相手が苦労して準備した「リニューアル」という言葉をちゃんと使う。これだけで、しっかり事情を把握してお祝いしていることが伝わります。
詳しい書き方やテンプレートは、 開店祝いの立札の書き方|個人名・法人名・連名テンプレート で紹介しているので、注文前にチェックしてみてください。
花屋でそのまま使える注文フレーズ
いざ花屋に行っても、どう伝えればいいか悩みますよね。そんなときは、以下のフレーズをそのまま使ってみてください。
「リニューアルオープンのお祝いで、予算は1万円です。お店はモダンな雰囲気なので、それに合うようなシュッとしたアレンジメントをお願いします。立て札には『祝 リニューアルオープン』と入れてください」
これだけで、店員さんは「よし、センス良く仕上げよう」と気合を入れてくれます。
当日の「片付け」まで想像して贈るのがプロ
リニューアル当日は、想像以上にバタバタします。什器の配置が変わって、スタッフさんも慣れていない。そんな中で、大きな花をどう処理するかは意外と頭の痛い問題。
特に飲食店の場合、枯れた後の処理が大変だったりします。親しい仲なら「回収までやってくれる花屋さん」にお願いするのも一つの優しさ。相手の負担を減らす贈り方については、 開店祝いの花の回収・処分|お店側の負担を考えた贈り方 に詳しくまとめてあります。
迷ったらこの3択
リニューアルオープンに花を贈る際、どうしても決められないならこの3つから選んでください。
- 8,000円前後のアレンジメント
カゴに入ったタイプなら、そのまま置くだけ。相手の手間を最小限に抑えられます。バラやトルコキキョウなど、華やかな花を混ぜてもらいましょう。
- ミディ胡蝶蘭(白やピンク)
10,000〜15,000円くらい。新規開店のときほど大きな花が並ばないリニューアルでは、このサイズ感が一番喜ばれます。
- 季節の花を使った花束
「お店に花瓶がたくさんある」とわかっているなら、旬のダリアやヒマワリを使った花束も素敵。
リニューアルは、オーナーさんにとって「第2の誕生日」のようなもの。
「また新しく始まるんですね、楽しみにしてます」という気持ちを込めて、素敵な花を届けてください。