お見舞いの花|病院に持っていける花と持っていけない花

お見舞いの花は3,000〜5,000円が相場。ただし最近は生花NGの病院が増えています。鉢植えの禁忌、花粉や香りの注意点、花以外の代替案まで、失敗しないためのポイントをまとめました。

予算目安: 3,000〜5,000円 計算ツールで税抜金額を確認

入院している人にお見舞いの花を持っていきたい。気持ちとしてはすごくいいんですが、ちょっと待ってください。

最近の病院、生花の持ち込みを禁止しているところが増えています。感染対策やアレルギーが理由。せっかく買った花が病室に入れない、という事態を避けるために、まず確認すべきことがあります。

まず確認——その病院、花はOK?

これが最初にやるべきこと。病院のホームページを見るか、ナースステーションに電話して聞きます。「お見舞いに生花を持っていきたいのですが、大丈夫ですか?」と聞くだけ。10秒で終わります。

特にICUや手術後すぐの病棟はほぼNG。一般病棟でも個室ならOK、大部屋はNG、という病院もあります。同室の患者さんのアレルギーの問題があるからです。

花がダメだった場合はプリザーブドフラワーやソープフラワーが代替案。花粉も香りもないので、生花NGの病院でもOKなことが多い(これも念のため確認を)。

お見舞いの花のタブー

お見舞いの花にはけっこう禁忌が多い。全部覚える必要はないけど、有名なものだけ押さえておきましょう。

鉢植え——「根つく」=「寝つく」の語呂で、入院が長引く連想。これは有名なタブー。お見舞いには切り花かアレンジメントを選んでください。

白い花だけの組み合わせ——お悔やみを連想させる。白い花が入ること自体は問題ないけど、白だけでまとめるのは避ける。明るい色を混ぜること。

椿・シクラメン——椿は花がぽとっと落ちる(「首が落ちる」の連想)、シクラメンは「死」「苦」の語呂。赤い花が血を連想させる、という人もいます。

香りの強い花——ユリやフリージアなど。狭い病室で香りが充満すると、具合が悪い人にはつらい。同室の方にも迷惑になる可能性あり。

予算は3,000〜5,000円で十分

お見舞いの花は高額にしすぎないのがマナー。相手に気を遣わせるし、入院中に大きな花を管理するのも負担になります。

3,000円ならコンパクトなアレンジメントが一つ。ベッドサイドのテーブルに置けるサイズ。5,000円なら少し華やかなアレンジメントで、見映えも良い。それ以上は正直、病室には過剰です。

税込予算の税抜額は 計算ツール でどうぞ。税込3,000円なら税抜2,727円です。

花束よりアレンジメントを選ぶ理由

お見舞いの花は、花束よりアレンジメントが無難です。理由はシンプルで、病室に花瓶がないから。

花束をもらっても、入院中の人が花瓶を探して水を入れて……というのは負担。アレンジメントなら器ごと渡してそのまま置いてもらえる。水やりも、オアシス(吸水スポンジ)に水を足すだけ。

退院が近い人に「退院おめでとう」の気持ちで贈るなら、花束でもOK。自宅に持ち帰って花瓶に飾れるので。

花屋でこう頼む

お見舞い用と伝えれば、花屋さんはタブーを避けて組んでくれます。こちらが細かく指定しなくてもプロが判断してくれるので、任せて大丈夫。

「お見舞い用のアレンジメントで、予算は税込3,000円。ベッドサイドに置けるくらいの大きさでお願いします」

これだけ伝えれば十分。「元気が出る色で」と足すと、オレンジやイエロー系のビタミンカラーでまとめてくれます。

ちなみに、入院が長引いている人へは花じゃなく本やお菓子のほうが喜ばれることも。花は気持ちが伝わるけど、日持ちしないのが弱点。相手の状態に合わせて、花以外の選択肢も頭に入れておいてください。